「遠山記念館」のひな祭りは絶品です

2月に入りました。両親と、「いつごろ、ひな祭り見に行こうかね」と話しています。「ひな祭り」というだけで3人ともわかります。それは埼玉県川島町にある遠山記念館のひな祭りです。

遠山記念館というのは、日興証券の創業者である遠山氏が戦前に建てた大邸宅で、美術館も併設されていて、どちらも観覧・観賞できます。

昨年、はじめていきました。きっかけは、母が友人から話を聞いて「とにかくすばらしいらしいから、一度見に行ってみたい」と言い出したことです。電車とバスでも行けるけれど、最寄りのバス停から15分くらい歩くらしい。車でいけば家から近いし、駐車場もあるから便利とのこと。母は運転ができませんから、私が車で連れて行くことになりました。それに父も同乗したというわけです。

母はともかく、男性陣はまるで「ひな祭り」には関心がありません。でもまあ、屋敷と庭園を見るだけでもいいだろうと、そんんな軽い気持ちで行ったのでした。

周りはのどかな田園風景、その中に広大な屋敷が立っています。その大きさにまずおどろかされます。しかも、ここは川島町出身の遠山氏が、お母さんのために建てた私邸。いわば究極の親孝行屋敷というわけです。

屋敷と庭だけ見ても、じゅうぶん値打ちがあります。加えて美術館での雛人形の展示があって、「来てよかった」と話しながら、屋敷の中へ。すると、奥のほうの大広間に、それに勝る展示がありました。なんと10畳間いっぱいに、緋毛氈を敷いた超豪華ひな壇飾りがしつらえてあったのです。

「わー」と父も私も、思わず声をあげました。男でさえ目を奪われる規模と美しさです。母は感激のあまりちょっと涙ぐんでさえいます。かなり長いこと見ていましたが、立ち去り難いとはこのこと。部屋を出るのがもったいなくてしかたない、という気にさせられるのです。

「来年もぜったいこよう」と帰りの車の中で言い合いました。そして一年。「いつ行こうかね」、早く行きたくもあり、少しあとにして行く楽しみを長引かせたいという気持ちもあります。

わが家の春一番の年中行事になりそうです。

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